ドトールコーヒーの影響で年間有給休暇が5日間減るピンチ

有給休暇が減るのは育児的にも大ダメージ

 「ドトールコーヒーショップ」などを展開するドトールコーヒー(東京都渋谷区)が今年から、「会社の休日」を暦の上での祝休日数に関わらず「年119日」に固定し、それ以上休みたければ有給休暇を使うよう社員に「奨励」していることがわかりました。

引用元:https://www.asahi.com/articles/ASMB445ZSM9XULFA00F.html

ドトールコーヒーが、国が有給休暇を5日以上取得することを義務付けしたタイミングで、有給休暇の日数を減らす対応をしていたことが判明。実はあちこちで出ているのかもしれませんが、表に出てきたのはこれが初めてなのかな?このやり方が咎められないとすると、他の会社も同じようにやり始めますね。他人事だと思ってみていたら自分の会社もそうなって、自分の有給休暇が減る可能性があります。

何が問題なの?

政府が有給休暇の5日取得を義務付けしたときに「解説書」を公開しています。その中で、思いっきり5日有休義務付けしたことで有給休暇を減らすとかしちゃダメだぞ宣言しているんですよね。

なお、当該特別休暇について、今回の改正を契機に廃止し、年次有給休暇に振り替えることは、法改正の趣旨に沿わないものであるとともに、労働者と合意をすることなく就業規則を変更することにより特別休暇を年次有給休暇に振り替えた後の要件・効果が労働者にとって不利益と認められる場合は、就業規則の不利益変更法理に照らして合理的なものである必要があります。

引用元:https://www.mhlw.go.jp/content/000463186.pdf

しかし国民の休日を休みにしないこと自体は労働基準法違反ではない

労働基準法で決まっている休みは、週に2日なので年間で104日です。この104日を減らしてしまうと法律違反になるのですが、国民の休日は休みにしなくとも法律違反ではありません。

いまは国民の休日が17日あって、それに年末年始の5日を追加すると、104+17+5=126日になります。土曜日が国民の休日とかぶって消えたりすることもあるので、多少は減る可能性もありますが、この126日から義務分の5日を引くと121日です。義務よりさらに2日削るのか。。

ポイントは就業規則の変更に従業員が同意したのかという点

ドトールコーヒーの中の人でもないと分からないことでしょうが、就業規則の不利益変更なので従業員側の同意も必要なはずなんですよね。でも、記事には従業員が驚いたことが書かれているので、一方的な通達だった可能性があります。(当人が知らなかった可能性もある)

今後どうする?どうなる?

やっちゃダメと書いたことを思いっきり無視してやられた厚生労働省はメンツつぶされた形になるんですが、どうするんでしょうね。あくまでも努力目標でしかないとしたら、他の企業も一気に無視してくるでしょう。

個人的にできることは?

自分達の有給休暇を減らすきっかけを作ったドトールコーヒーにいかないことでしょう。ドトールコーヒーが展開しているショップは「ドトールコーヒー」「エクセシオール」・・・「梟書茶房」もドトールなんですねぇ・・・。(https://www.doutor.co.jp/business/brand/)

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